デア・ラングリッサー(SFC)

  • 製品概要

戦略SLG・プレイ時間55h

  • シナリオとか:B

旅の剣士エルウィンは立ち寄った村で帝国軍に襲われていた娘リアナを助け
彼女を保護してもらう神殿まで共に旅をして行くうちに実は聖剣ラングリッサーを担う
光輝の末裔で闇の魔剣アルハザードの力を利用して大陸制覇を狙う帝国と退治するのであった。


・・・と、悪く言えばご都合設定でどんどん話は進んじゃいます。
一応ラングリッサーシリーズでいうと2となり、1の数百年後(?)という設定で、
前作のキャラの子孫ぽい人も出てたり出てなかったり。


進め方次第で、大きく分けて光輝、帝国、闇の3勢力にストーリー分岐します。

このシリーズの曲は結構好きですね。

  • グラフィックとか:B

うるし原絵で綺麗です。最近になってエロテレカが出てるの知ってショックを受けました。
つか、本業がエロだったようでw

  • システムとか:A+

まず、このシリーズ独特の傭兵システム。メインキャラクターは傭兵と呼ばれる
雑魚ユニットを1〜6人お金で雇って指揮下に置きます。リーダーごとに指揮範囲を持っていて
その範囲内なら傭兵は支援効果を受けられるが、範囲外に出ると支援効果を失ってまともに戦えなくなります。
キャラ間には歩兵は槍兵に強いといった相性もあるので、ステージに合わせて
キャラごとにどの傭兵を雇うかを決定する必要があります。
また、敵が強い場合でもリーダーを倒すと配下の傭兵も撤退するので場合によって
リーダーを狙う事も重要になります(経験値が少なくなりますが)


メインキャラにはレベルがあり、Lv10になる度に2種類から次のクラスを選択します。
育て方によって剣士系になったり魔法系になったりして、雇える傭兵も変わってくるので
バランスを考えないと後々酷い目に合います。
またクラスによって習得できる魔法があり、この魔法次第で戦局がかなり変わってきます。
光輝ルートとかはヌル目なので適当に育ててもいいんですが、闇とかは計画的にやらないとまず嵌ります。
リーダー撃破されても次のステージで復活するからそれ気にしなければ何とか進めますが、
撃破されたことがあると、エンディングのキャラごとの紹介が大概悲惨な物に化けるのでオススメしません。


この傭兵をうまく使って壁張りながら敵の猛攻を凌いだりするのが面白いんですが、唯一致命的欠点が。
最終ステージ位になると、敵味方合わせて1ステージあたりのユニットが100を超えてしまうんですね。
おかげで1ターン10分近くかかります(´A`)

  • その他の事とか

魔法がちょっと強すぎるかなーと。長射程ユニットのバリスタがメテオ一発で粉砕できるとか。
装備品で魔法耐性UPとかもできるんですけど、敵は対策やってこないですし。
まあ威力を置いておくとして、後半になるとそのメテオを10発以上撃てる程MPが高くなるのが一番の問題かと。
もっと酷いのがテレポート。1ターン目に懐に飛び込んでリーダー撃破できるのはどうかと(´A`)
楽しみたいならテレポートは封印した方がいいでしょう。


あとはルート毎に仲間になるキャラが変わるので育成は計画的に。
どのルートにも着いてくるヘインを魔術師ではなく僧侶系に転向すると以外と楽です。


どうしても詰った人用に隠しコマンドでシナリオセレクトもありますので困ったら探してみましょう。

  • 総評:A+

キャラクターをある程度好きなように育てれるのがいいですね。
それによってステージ毎の戦術もかなり変わってくるのでいろいろ楽しみ方があると思います。
難易度も万人向けの光輝ルートからハードな闇ルートと分けられてていい感じです。


久しぶりに大作やりこんで疲れた。。。
絢爛出る前に影牢もやらなくちゃ・・・